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絆通信

平成27年4月号 No.7
入浴法で体の影響

暖かくなりましたね。心がうきうきしてくる季節です。何か「新しいこと」を始めてみませんか?

やりたいことはいろいろあると思います。でもなかなか実行に移せない…
1日30分でもよいので時間を作り新しいことを毎日続けてみましょう。

習慣化ができれば、難しいことはないと思いますのでチャレンジしてみましょう。

正しい歩き方で健康増進!レッツ・トライ!ウォーキング!

先ほど何か新しいことのお話をしました。そこで手軽にできるウォーキングをする方が多いのではないでしょうか。しかしウォーキングもただやればいいわけではありません。今回は正しい歩き方についてご紹介します。

現代人は歩き方が悪い人が多いと言われています。日本人で最も多い悪い歩き方が「猫背」

間違った歩き方を続けていると、腰痛・外反母趾・O脚やX脚、背骨や背筋が歪んで骨盤の歪みを引き起こすことがありますから要注意です。その結果、内臓が圧迫されて血行が悪くなり、疾患を招くこともあるのです。正しい歩き方を身につけて効果的なウォーキングをしましょう。

ウォーキングの効果をあげるためには、正しい姿勢、正しい歩き方を身につけることが大切です。

正しい歩き方

  1. 基本姿勢/背筋を伸ばして、まっすぐに立つ。
  2. 目線/10~15メートル先を見る気分で。
  3. 頭/あごをひいて頭はまっすぐ。
  4. 背筋/肩の力を抜いてリラックス。ピンと身長を伸ばす感じ。腰の位置が上下に揺れないように。
  5. 腕/肘は軽く曲げて、前後に大きくリズミカルに振る。
  6. 脚/膝はできるだけ曲げないで腰から前に運ぶ感覚で。
  7. かかとから着地→指の間を広げて地面をつかむようなイメージ→つま先で蹴り出すように

入浴の効果

皆さんは、どのような目的で入浴をされていますか?汚れを落とすため、疲れを取るため、気分転換など様々だと思います。

入浴の際、お湯の温度はいつも一緒の温度ですか?もし、いつもの一緒の温度なら、ちょっともったいない入浴の仕方をしていますので、これからお話しする内容を参考にして下さい。何故ならお風呂のお湯の温度によって体に対する影響は変化するからです。

  • リラックスして安眠したいなら⇒微温浴or中温浴
  • リフレッシュして心身共に活動的になりたいなら⇒高温浴

詳しく説明しますと…

微温浴(34~38℃)の場合

毛細血管への刺激が少なく、筋肉の疲れを解き放ってくれます。副交感神経が働き、リラックスへと導いてくれます。

中温浴(38~42℃)になると

筋肉の疲れを解き放ってくっれるのはもちろんですが血液循環が良くなり、体の芯から温まります。リラックスへと導いてくれる副交感神経の働きが一番活発になる温度です。

高温浴(42℃~)

交感神経が刺激されて新陳代謝が促されるので心身共に活動的になり眠気を一掃してくれます。また、疲労物質の乳酸を減らすので、疲労回復に効果的です。たくさん汗をかいた人にもオススメです。

このように、何気ない温度の差でも体にもたらす効果は違ってきます。その日の気分や体調に合わせて温度調節をすると今まで以上に高い入浴効果が期待できます。

今月のプチ情報

4月29日は『昭和の日』です。
なんだかあまり馴染みのない名前の祝日ですが、この『昭和の日』、戦後からだけでも『天皇誕生日』→『みどりの日』→『昭和の日』と名称が2回も変わっているのです。『昭和の日』と名称改定されたのは平成19年から。まだ9年目なんですね。

元々は昭和天皇のお誕生日だったこの日、平成になって天皇誕生日が12月23日に変わりましたが、すでにゴールデンウィークの一角として重要な祝日だったこの日をいまさら平日に戻すわけにもいかず、『みどりの日』という新たな名前がつけられました。そして更に『激動の時代だった昭和に思いをはせる』という意味で『昭和の日』とされたのです。

ちなみに同じような起源をもつ祝日に『文化の日』(11月3日)があります。
この日はもともと明治天皇の誕生日。それが昭和23年に『近代文化が目覚ましい発展を見せた』ことを念頭に『文化の日』と名付けられたそうです。