平成28年1月号 No.9
電気治療について
“龍騰虎躍”
新年、明けましておめでとうございます。
皆々様のご健康とご多幸をお祈りいたします。
本年も心を込めて治療して参ります。ご厚諠の程、お願い申し上げます。
電気治療について
人間は自ら心臓・脳・神経・筋などから数えきれないほどの電流を発生しています。（生体電気といいます）
様々な原因で生体電気の流れに異常が起こると不調のサインとして肩こり・腰痛が起こるのです。その時、外部から低周波治療器や中周波治療器を用いて電気を流すことにより、生体電気の流れを整え体の不調を修復してくれます。
低周波と中周波の比較
低周波 1～999Hz
皮膚の表面を刺激することにより、血行が促進されます。慢性痛・こり・しびれに有効で、痛みの抑制物質を分泌させる効果があります。
中周波 1000～10000Hz
皮膚抵抗は低周波より少なく、皮膚の下3～4cmまで浸透します。深部の筋肉を刺激することができ、神経鎮痛作用、血行促進などの効果があります。スポーツ外傷による肉ばなれ、筋肉増強、急性腰痛（ぎっくり腰）、高齢者の筋肉バランスの調整に効果が期待できます。
こんな時に低周波・中周波治療を
コリをほぐします
同じ姿勢からくる筋肉のこわばりにより筋肉疲労・血行障害が起き、コリが生じます。低周波治療でゆっくり筋肉を運動させ、筋肉の緊張を緩ませ、血行を改善しコリをほぐします。
痛みを和らげます
患部は痛みの信号が神経を通じて脳に伝わることで痛みと感じています。低周波治療は、この痛みの信号を脳に伝わる手前で遮断し、痛みの感覚を和らげる効果を発揮します。
血行を促進します
低周波治療は運動神経を刺激することにより筋肉を運動させ血行を促進します。また、血液やリンパ液は電気が流れやすく、運動効果と相まって体液の流れも促進させます。
筋肉の衰えを防ぎます
筋肉は使わなければ次第に細く硬くなり筋力低下を起こします。低周波治療の筋肉運動作用により運動するのが辛い方でもエネルギーの消費と共に筋肉の衰えを予防できます。
コリや痛みがあり辛い時は旦谷整骨院で気導術等を併用することにより効果をより一層あげることができますので、お悩みの方は一度旦谷整骨院へご相談下さい。